【起死回生?】金なし・職なし・毒親の監禁下に置かれていた自分が予算1万円以内でコーヒーを始めようとしたお話

皆さん、こんにちは☕

発達障害&虐待サバイバー当事者のコーヒー屋、平田泰之(ヒラタ ヤスユキ)と申します。😃

 

2020年1月、僕は、今もメンターと僕が(勝手に)呼ぶ一人の男性との運命的な出会いを果たし、

その3ヶ月後の2020年4月---日本社会もコロナ騒ぎに巻き込まれていく頃---から、なけなしのお金をはたいて

どんな道具を揃えていったか…そんなお話です。

ちなみに、当時実際かかった予算は10,000円を切っています。

 

  1. 道具集めに使ったプラットフォーム(実際の道具を紹介しながら)
  2. その後徐々に集めた道具たち

 

1.道具集めに使ったプラットフォーム

新品へのこだわりを、まずは捨てました。あとは、徹底的にコーヒー屋を再現する完璧主義も、あえて捨てました。

道具集めには『メルカリ』『ラクマ』などフリマアプリを活用したところ、なんと中古の道具セットを売っている方がいらっしゃり、それを活用。

そのセットについていたのが:

ハリオV60ドリッパー

メリタドリッパー (ペーパー付)

メリタ プロペラ式コーヒーミル

でした。上記3つがセットで2750円(送料込み)。新品で全部揃えるより800~1000円ほどお安くなりました。

「ハリオV60」に関しては別途ペーパー100枚分(←リンクでは100×10袋=1000枚分ですが)が安く売っていました。100枚で400円前後ですね。

 

どうしても、Amazonにて新品で揃えたのはコーヒーケトルと、スケール(はかり)です。

ケトルは「和平フレイズ」さんの『カンパーナ』1L。IHもガスも対応しているものを2000円前後で購入。今も電気の使用制限が厳しい場所にイベント出店する際に重宝しています。

そしてハリオのスケールは時間と重さが同時に計れて、携行性にも優れるため、今後もずっとお世話になるであろうマストアイテムに。4400円(税込)/台くらいで買えました。

 

最後になりますが『ジモティー』も役に立ちました。

前述のケトル単体ではお湯は沸かすことができず、台所は基本的に毒母がいることが非常に多い、そのような中でコーヒー活動をしていることを勘づかれたくなかったのもあります。

部屋にこもってお湯を沸かす用の電気ケトルはジモティーにて、500円以内で譲って頂けました。運よく、やり取りした方も優しい方だったのと、ケトルから異臭などもありませんでした。

 

肝心のコーヒー豆は、最初は無理して高い豆を買わず、輸入食材店で買ったものを使いました。100gで500円くらいだったか…

徐々に、身の丈に合った範囲で自家焙煎コーヒー店の方々との縁も広げていき、ドリップそのものに慣れて来てからは味覚を鍛える意味でも、こうしたお店の豆を買わせて頂くこともありました。

 

2.その後徐々に集めた道具たち

仕事をしたくてもことごとく切られるかいじめ等に遭い、もはや『普通に』働くことも適わなくなってしまった僕が、コロナ禍の中でできたこと…

それは、飲食店で勤務した経験が当時ほぼ皆無だったので、不特定多数の人々と接することに慣れるべく、ライブ配信アプリを細々と続けながら、コーヒーを淹れる練習をしていました。実家の僕の部屋に鍵をかけて…。

配信を続けていくと報酬が徐々に貯まっていくので、そうして貯まっていった報酬を換金し、エアロプレス(これも中古で買っています)を入手しました。

(後にこのエアロプレスが僕にとっても重要な意味を持つようにもなります)

 

 

おまけ:

ライブ配信について言及しましたが、これをきっかけに交流ができた方々のうち何人かとは、今もSNS上でお互いの活躍を見守り合ったりするなど、交流があります。

僕がコーヒーを始めたことで手に入れたもの・ことのうち、最も尊いものは、お金では決して買えない絆だと、しみじみ思う日々を今も過ごしています。これからもそうでありたいと願いながら…

 

 

無職・金なし・毒親サバイバー、そして発達障害者の僕ですらここまで来れた。

きっと次は、貴方の番。